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American Classic Strato

こちらは1998年のAmerican Classic Stratocaster。ついでに補修しました。
カモメと呼ばれるストリングガイド,位置は50年代のテレキャスの位置が好きなんですね。移動してあります。

元々のネジ穴はシールを貼ってごまかしてきました。20年くらい。
埋め木して再塗装しました。わかるでしょうか・・・?



ひとつ目はわかりやすいのですが,アメスタタイプのストリングガイドなので,2つ穴です。バーズアイだと目立たない(笑)
ST54の再塗装を経験して,この程度の工作は簡単にできるようになりました。
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ST54 ネックの再塗装し

実家から保護してきたST54ですが,RV(Real Vintage)仕様でネックグリップはハードVです。
これが親指に突き刺さるんです。なので,現役当時我慢できずに削ってしまいました。
上塗りしてるのですが,筆で塗ってそのまま。ツートンカラーの恥ずかしい状態です。
ST54_reapint_bfr2.jpg
ST54_reapint_bfr1.jpg
刷毛の痕もばっちり残っています。
ST54_reapint_bfr3.jpg


そこで勢い余って塗りなおしてみました。
色合わせを試みたのですが,素人の手に負えず。ツートンカラーからムラムラになりました。。
ST54_reapint2.jpg
1か月かけて塗ってはヤスリを繰り返したので,表面はピカピカです。
やはり色むらは残ってしまいました。素人が手を出すもんじゃないですね。
ST54_repaint1.jpg
ワシンの油性ニスを使いました。ウレタン系なのですがピカピカに磨くと手触りがペタペタします。
やや気になるのですが,塗装中の1か月間はギターには触れても弾かないという日々が続いたので,もうおなかいっぱいです。。
素人が半端な気持ちでリフィニッシュに手を出すもんじゃありませんね。

ST54-75RV

ギターマガジンのフェンダー・ジャパン特集。やってくれました~胸のうずきがとまりません。
実家のストラト,初めて買ったストラト,どうなってるかな~眠れない日々が続きます。
そしてついに,両親のご機嫌伺いを思い立ち,ついでのご褒美として実家から自宅へ持ち帰りました。

このギターを救出して現役復帰させるまでのメモです。


ST54-75RV.jpg

ST54_neck2.jpg
大学に合格した1997年3月。新大久保の中古楽器屋で確か4万9千円。
USAのビンストとジャパンのST54を試奏して悩みました。
当時ビンストは中古で9万8千円だったと記憶しています。

夏は高温多湿になる屋根裏に20年間,裸で放置されていたギターは・・・割とまともでしたね。
なんと,弦が6本とも残っている!最後に弦交換したのは・・・記憶にないですね。
とりあえずカビをふき取ります。フキフキ。きれいになります。

見るといろいろ思い出します。ネックがツートンカラーです。
ハードVネックが親指に刺さるのと,指板のエッジ処理がイマイチでしたので紙やすりでネックを削りました。
削った部分は自分で塗装したのですが,フェンジャパのネックは着色されてるんですよね。
自分で塗った部分は色が薄いので,恥ずかしいツートンカラーになってしまいました。
ST54_neck.jpg
1Fで23mm以上あります。少し削ってこの厚さです。アメスタネックは20mm程度だったのでかなり違います。

ナットはニッケルシルバー(洋白)に交換しています。フレットに使われる合金です。
固かったな~手を豆だらけにして削ったことを思い出します。

ワンピースのメイプルネックでビンテージモデルなのでフレットは低く,184R指板なので弦高は高く。
極太ネックもあいまって弾きやすいギターという認識はありませんでした。

しかしこの極太ネック!握りやすい。
メイプル指板がペタペタするのは仕方ないですが,今弾いてみると弾きやすいです。

アメスタのネックはミディアム・ジャンボ・フレット,241Rで確かにチョーキングはしやすいけど,薄いし握りにくい。
22Fなのはうれしいんだけど。けど,結局22Fは使わないわけで・・・

サドルはグラフテックにしてある。何度もサドルから弦が切れるて嫌になったからだ。
このサドル,音的にはいまいちだった気がするな~

オリジナルのサドルは・・・ゴソゴソ・・・あった!6個全部ある。
アームもバックプレートもあるではないか!えらいぞ20年前の自分!
ST54_saddle0.jpg
ST54_saddle2.jpg
グラフテックのほうが軽いんですね。

ST54_saddle1.jpg
サドル交換のついでに弦が接触する部分をナナメに面取りしました。
これで弦が切れにくくなるはずです。

ブリッジをばらします。

ST54_block.jpg
あ,磁石のつかないトレモロ・ブロックだ・・・ガク。

しかもブリッジプレートに接する平面が全然出てない。平面出ししておきましょう。
ついでにネジ穴のエッジが立っているのでザグっときます。
ST54_block2.jpg


NEWアメスタブリッジと同じくらいの重量です。

プレート側の裏面はメッキはしてあるものの抜きっぱなしで下地が汚い。手抜きだな~
ネジ穴にダレが出てるのでここもザグっときます。

適当に組み立てます。

チョーキングして音づまりしない弦高に設定すると
12Fで2mm位になってしまいます。まあいいか。

オクターブ・チューニングして・・・

できあがり!

ブリッジ・ピックアップの音が出ません・・・残念。

そういえば電装系も手を入れていたな・・・CRLのセレクタとCTSのポットに載せ替えたり。
POTは確か500kだったような,耳に痛いと言われた記憶がある・・・コンデンサーは・・・?
シリーズ配線とか変態配線してたこともあるような。。

まずは250kのPOTをポチります。翌日来ました!

電装系も全とっかえです。

配線はLC-OFCとMOGAMIの細めの同軸線を使っていました。
当時はギター用の配線材なんて手に入りませんでしたから。

クロスワイアーとギブソンスタイルのシールド線に交換します。

トーンコンデンサーはスプラグのビタQ 0.047uFでした。
これは秋葉原の三栄無線で買ったやつですね。

部品箱を漁るとお気に入りの緑のセラミック・コンデンサーがもうひとつありましたのでこれに交換します。

ボリュームには82pFのディップマイカがついていましたのでそのまま移植します。

ほろ酔いながらちゃっちゃと半田付けして,はい完成!

ブリッジ・ピックアップの断線はリード線の半田付け部分にコテを当てたら直りました。
ここの半田は温め直すだけが基本です。半田を除去して再度新しい半田で付け直すとピックアップを破壊しますので要注意です。

がーっとくみ上げます。

ついでにネックも外してみましょう。ST54-75RVとスタンプがありました。
ST54-75RVがカタログに記載されたの一度だけのようです。次年のカタログではST54-85RVと1万円UPしています。
シリアルは93年~94年なのでおそらく1993年製。そのころはフジゲン製だったとか。

ネックポケットはアメリカ製よりキレイですね。
ST54_neckpct.jpg

ST54は基本アルダーボディですが,75RVはカスタムエディションということでアッシュボディです。
RVは「Real Vintage」の略かな・・・
VネックよりさらにごついハードVネック。セーターではありません。ネックです。紛らわしい。
ピックアップはUSA製。その他パーツは日本製でしょう。

ST54_body.jpg

しかし,このアッシュボディ,いい杢目です。杢目のはっきりしたサンバーストを条件に選びましたから。
重量はトータル3.4kgなので軽くはありません。重くもないけど。

ST54_head.jpg
ストリングガイドの位置を移動してあります。
50年代のテレキャスと同じ位置です。ストラトでも最初期のストラトではこの位置にガイドがあるものがあるようです。
それを狙ったわけではなく,実用的に1・2弦をのテンションを弱めるのが目的です。
穴埋めが雑なのが気になります。。

ピックアップがピックガードすれすれに調整されていました。
最近の好みはもう少し高い位置です。バランスを取るのは難しい・・・

なかなかバランスが決まりません・・・
ピックアップの出力は弱めでいかにも「枯れた」感触です。
ブライトでパリッとしたフェンダーらしいカントリー調のトーンが54年モデル特徴でしょうか。

ざっとこんなところです。
新しい弦を張ってご機嫌です。復活!

Soldano X99 というプリアンプ

Soldano X88Rは何かと有名な3chプリアンプですね。
結構影響を受けています(回路図から)。
設計者が誰なのか諸説あるようですが,3chというコンセプトも優秀ですし,回路設計自体も熟成されていて,真空管プリアンプとしてはひとつの到達点として目標にしています。

soldano_x99.png

Soldano X99はさらに先進性を極めたプリアンプです。
J-POPなギタリストのラックに鎮座しているのを見かけて気になってしまったのですが,これが面白い!!

何がというと,見た目のツマミは少なく,シンプルですがこのツマミをモータドライブしてMIDIで自動化してしてしまいました。
こんな具合です。

「ツマミが動く」という面ではYAMAHAのDGシリーズが衝撃的でしたが,あればDSPによるデジタルアンプです。

ニール・ヤングのデラックスが「Whizzer」によって操られるように真空管アンプの音色を自由自在に操れるわけです。
しかも,設定を保存し,MIDIで切り替えたりできるわけです。便利ですね~

ごっついサーボモータをこれだけ搭載すればそれだけでものすごいコストがかかるわけで,完全にプロユースですね。

ほかにもMIDIで制御できる真空管プリアンプはいくつかありました。

最近生産終了になったMESA BoogieのTriAxisはLDRというLEDとCDSを組み合わせた素子でトーンコントロールしています。
Marshall のJMP-1はカーオーディオなどで使われるイコライザー用のデジタルボリュームでトーンコントロールしています。

これら黒色のヤツと金色のヤツは友達が持ってたんで触ったことあります。
どれがどうのと優劣をつけるのは難しいですね。いずれも評価が高いですから。

しかしながら,X99はツマミを物理的に回しているわけですから,ピュアな真空管アンプに最も近いと思います。
操作性もよいでしょう。アンプタイプを選んでツマミを回して保存するだけですからね。パっと見てツマミの設定もわかるし。

切り替え速度が問題になりそうですが,動画を見ている限り一瞬です。う~ん。失禁しそう。

オール・チューブ・プリアンプを突き詰めるなら当然超えるべき壁です。。。
いや,日本人には作れないな~

しかも,最近はコンパクトな踏んづけタイプのプリアンプが数多く出てきました。
ラックマウントはハヤらないですね・・・

Fender American Standard Bridge Upgrade

10年単位のチューンアップ続き・・・


Model #: 0075091049を入手しました。
こんなパッケージです。


非常にシンプルで合理的な梱包ですね。


内容物はこんなこんな感じです。
ブリッジはもちろん,アンカー,スタッド,スプリング,ハンガー,トレモロアームのティップは2色入りです。


トレモロ・ブロックはナナメに面取りされています。
弦がタルタルになるくらいアーム・ダウンしたときにボディにぶつからないようにするための配慮です。
これはビンテージ・シリーズにはない,アメスタ・ブリッジの特徴です。


ベンド・サドルに2点支持ですね。


新旧比べてみましたが,なんと,ブリッジプレートの厚みが違います。
新しい方が薄く3.5mm,古い方は4.5mmです。


みた目的にはレトロな新タイプ,モダンな旧タイプです。


ピボット部の面取り形状は同様に見えます。
6点止めと違い,2点止めはスタッドに対してナイフエッジになるように加工されています。


トレモロ・ブロック(イナーシャ・ブロック)の高さが違います。
1mmほど異なります。ボディが薄いギターに対応するためでしょうか。


これじゃ比較にならないですね。


スタッドの間隔はぴったりと一致します。


アームの見た目は変わりませんね。
しかし,古いアームを新しいブリッジにねじ込むと途中までしか入りません。
微妙に寸法が異なるようです。



さあ,ここから重さ測定です。
ドキドキしますね~(笑)
新モデルは320gです。


旧モデルは335gです。



ブロックの重さだけ比較してみましょう。
新モデルは230g,旧モデルは209gです。
フェンダーの言う通り,新モデルの方が重いです。



プレートの重さは厚みが効いていて,新モデルは64g,旧モデルは82gです。
旧モデルの方が1mm厚いです。



その他,サドルなどの重さは,新モデルは25g,旧モデルは44gです。
ブロックタイプの旧モデルはさすがに重いです。



新モデルのブロックです。ミーリングパターンは見られません。
銅を配合した鉄(Steel)という宣伝文句から考えて鋳鉄です。鋳造(キャスト)なのでミーリングパターンはありません。
ビンテージ・モデルはCold Rolled Steel(冷間圧延鋼)だといわれていますので素材が異なります。


サドル・ネジが短いものが二つあります。
1弦と6弦に使います。


プレートとブリッジを固定するネジのピッチは21.3mmくらい。正確に測るのは難しいです。


トレモロブロックは重くしたけど,サドルとブリッジ・プレートは軽くした。
それがトーンにどう影響があるのか・・・
音の違いは後日・・・


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