リアパネル・後姿



恥ずかしいので見せていなかったリアパネルです。現物を見るともっとげんなりしますが・・・

AC100Vのインレット,フットスイッチ,アウトプットがあります。

当初,テキトーに作りすぎていろいろな部品が干渉してしまい,穴をあけなおしました。

それから刻印を打ったのですが,ズレまくりました。しかも上下逆。
完全にイっちゃってる・・・

修行に出すにあたり,放熱の用にいくつか穴をあけました。
金属加工のスキルはここ10年で上達したと思いますよ・・・


部品もかなり変えています。
わかりやすいところでいうと,黄色いでっかいコンデンサーとか,オレンジドロップとかは最近変えました。
まあ,当時は適当に作ってたので,よくわからない部分もたくさんありました。
いまはある程度確信をもって部品交換してますが,それでも新たな発見はいつもあります。



発送形態



2Uのラックケースに収納して送付します。
ラックケースはプラダンで作ったケースに入れます。
アンプ自体はカートに載せてあちこち連れ回した実績があるので,輸送で壊れることはないと思います。
宅配業者はラックケースむき出しでは嫌がると思いますので,ちょっと頑張りました。

スポンジをケチったせいで内部はスカスカですが・・・

rack_case_case.jpg

蓋をかぶせるこのようになります。ハンドルは持てるようにしました。

蓋はマジックテープで留められますが,
念のためバンドで留めました。

rack_case_ftsw.jpg

フットスイッチはラックケースのフタにマジックテープで固定できるようにしました。
これでガタガタ言わなくなります。

3辺の合計は124cmなので宅配便の140サイズになります。
準備はほぼできましたので,しばらく寝かせときますか・・・



ギターアンプの配線方法について(特に自作アンプ)



このプリアンプのアピールポイントは「手作り」です。
もちろん自分で作りましたので「自作」です。

真空管アンプの作り方,構造,特に抵抗やコンデンサなどの部品をどのように配線して接続していくか,多種多様なやり方があります。

楽器であれども商品である以上は組み立てやすさ,作りやすさが優先されます。
もちろん,耐久性や使い勝手も重視されます。

「よい楽器」はもちろん素晴らしい音色で聴衆を楽しませてくれるとは思いますが,
常に高いパフォーマンスを発揮しうるポテンシャルも重要です。


前置きが長くなるのは悪い癖なのですが・・・

配線方法について説明しておこうと思いました。

真空管アンプの配線方法としては「ポイント・トゥ・ポイント」と「プリン基板」の対比で語られることが多いです。

プリント基板は今のところ最も簡単に大量に安定した品質の配線板を作る方法です。
現在市販されているアンプのほとんどはプリント基板を使用しています。

プリント基板を使用していないアンプも流行っています。元祖の代表格はマッチレスです。

バッドキャット,CARR,Dr Zはブランドとしてポイント・トゥ・ポイントをうたっています。
その他,マーシャルやBlack Starがハンドワイアーモデルを用意しています。
マーシャル系ではほかにも多くのブランドを見つけることができますが,割愛します。

そしてポイント・トゥ・ポイントにもいくつかの種類があります。
・ラグ端子を用いた方法
・アイレット(ハト目)を使ったアイレット・ボード
・タレットを使ったタレット・ボード

アイレット・ボードはフェンダーで使われた方式です。
タレット・ボードはマーシャルで使われた方式です。

どちらもベーク板やファイバーボードを加工して作ります。
どちらも似たようなものですが,プリント基板との最も大きな違いは配線を配線材に頼っていることです。
基板の銅箔パターンと比べると非常に太い配線材を一本ずつ配線していきますので当然実在感のある音になります。

ただし,アイレット・ボードでもタレット・ボードでも同一の樹脂板に部品のを載せているため,
樹脂の絶縁性の低下による漏れ電流やストレーキャパシタ(寄生静電容量)による高域劣化,クロストークはなどの問題はプリント基板と同様に存在します。

これらの問題を回避する方法がラグ端子を使う方法です。
マッチレスやCARRで採用されています。

樹脂坂を使った配線方法に比べて部品間,配線間の干渉が減るためさらにトーンのベクトルがはっきりしてきます。

ただし,ラグ端子も正しく使わなければボード配線には勝てません。
例えば,高電圧のプレート配線とノイズに敏感なグリッド配線が同じラグ端子の隣同士だとプリント基板と同様の問題を起こします。

強い配線,電源やプレート配線,つまりインピーダンスが低く,電圧が高い配線と
弱い配線,グリッドやボリューム配線,つまりインピーダンスが高く,電圧が低い配線はラグを共有せずに別々のラグ端子に分離するべきです。

そして,部品同士,配線同士の干渉を究極に低減する方法が,このプリアンプで使った方法です。

アルミ板にセラミック製のターミナルポストをひとつひとつネジ止めしています。

この方法ではひとつの電位(ノードもしくは端子)がグランドに対して1対1の関係となります。
異なる配線同士は空間以外には必ずのグランドを介して接触していますので,配線同士の干渉が極限まで排除されます。

しかも絶縁材は高温にもよく耐え,絶縁性にも優れるセラミック製です。

部品同士の距離も十分に確保しています。
グリッド配線とプレート配線の距離も十分離すことができます。

ターミナルポストをねじ止めしているアルミ板はベタグランドとして機能し,ノイズを防ぎ,回路の安定化にも寄与します。

欠点は組み立てが大変なこと・・・改造は容易です。

部品が空中に浮いていることもアドバンテージになります。
特にコンデンサーはグランドに対して寄生容量を持ちますので部品が振動するとコンデンサーマイクの原理でノイズを拾います。

部品同士の距離,シャーシからの距離に十分な余裕がありますので,意図しない余分な色付けを排除できます。

ギターアンプの作り方はオーディオアンプの逆を行くと成功することが多いのですが,
意図しない色付けは再現性が悪いく,偶然の産物にすぎませんので,信用ならんです。

ドブロクを楽しむのならばテキトーでいいのですが,ある程度の安定したクオリティーを求めるのであれば,
ある程度の潔癖性は許容しないといけないです。

とはいっても,写真を見てわかる通りだいぶ適当ですけど。
このアンプのコンセプト自体がテストベッド的なので,あまり作りこみはせず,ラフに作っています。




お願い事項

<ただいま休業中>


手続きについて

<レンタルの流れ>

◆予約 → ◆支払 → ◆発送 → ◆ご使用 → ◆返送

<ただいま休業中>

★問い合わせはこちらをクリック★



録音環境

12ax7_on.jpg

これは初段の12AX7ですが,出口はスピーカーです。そしてその音をとらえるのがマイクです。
最近の録音はごついコンデンサマイクを搭載したSONYのPCMレコーダ,PCM-D50を使っています。

ギターアンプ用のマイクといえばSHURE のSM-57。まずはこれです。ライブではさんざん使いました。便利なマイクです。
57は自宅録音用に持っていますが,ワンポイントステレオの自然な定位感とコンデンサマイクの繊細さが欲しくてPCM-D50を使っています。

ライブステージでもコンデンサーマイクが使われるようになり久しいです。
ラージダイアフラムのコンデンサーマイクを使うのが目標ではあります。
しかも改造してみたい・・・

ステージでは利便性や堅牢性も重視されますが,スタジオでのレコーディングに制約はありません。
マイクはもちろんのこと,アンプをいくつも持ち込んで・・・という逸話がたくさん残されています。

「あの音」はどう作られたのか?興味の尽きないところです。

最近のタクロッカーはライン録音も多用していると思います。
ライン録音場合は専用のプリアンプかパソコン上のプラグインで処理する場合が多いと思います。

アンプシミュレータも高機能で高音質,キャビネットの種類やマイクを選び,マイキングも簡単に変更できます。
それにともなう音色変化も自由自在です。デジタルMTRに搭載されたモデリングアンプではそれなりに遊びました。

結果的に出来上がった音はどうでしょう?
2000年代に入ってさまざまなデモ音源に出会うことができるようになりました。
各アンプメーカのサウンドサンプルを聞いてずいぶん勉強しました。
ただ,ひどい音でげんなりしたことは一度や二度ではありません。

空間系でお化粧をするくらいなまだしも,ダイナミクス系のコンプやリミッタで音圧を稼ぎ,よい音に見せかけている音源が多いです。

本来のギターアンプの音はそれほど立派じゃありません。
いろいろと処理をしてオケになじむようになっていくものと思います。

60年代のロックをよく聞きますが,スタジオ盤よりライブ盤が好きです。アンプの素の音が聴けます。

そういった音を意識してトーンを作りこんでいます。


Q&A

自分でもなんだかよくわからないのでQ&Aをまとめてみました。


Q1:何を貸してくれるの?
Q2:レンタル期間は?費用は?
Q3:なぜこんなことを始めた?
Q4:支払いは?受け渡しは?
Q5:このアンプで何ができるの?
Q6:予約方法は?
Q7:使い方がわからないんだけど
Q8:返却が遅れそう,延長できる?
Q9:壊しちゃったみたい。。
Q10:なんでお金をとるの?けちなの?
Q11:めんどくさくない?ひまなの?
Q12:良い音で録音できました!
Q13:あなたは誰?
Q14:何を目指しているの?
Q15:ギター下手なくせに生意気いうな!
Q16:ビンテージギターもアンプ持ってないくせにトーンを語るな!
Q17:送料はどの程度?


・Q1:何を貸してくれるの?
・A1:私が自作したギター用のプリアンプです。


・Q2:レンタル期間は?費用は?
・A2:約2週間で5000円+返送料でお願いします
・発送時の送料は元払いで負担します
・長期間レンタルは相談に乗りますが,短期間レンタルは手間がかかるので対応しません


・Q3:なぜこんなことを始めた?
・A3:自作アンプを眠らせておくのがもったいない
・手放したくない
・皆さんの意見を聞きいてよりよく改造していきたい


・Q4:支払いは?受け渡しは?
・A4:支払は銀行振り込みでお願いします(手数料を負担してください)
・受け渡しは宅配便です(その他手段は考えてません)


・Q5:このアンプで何ができるの?
・A5:・パワーアンプを内蔵したのでギターとスピーカーをつなぐと音が出ます
・ライン録音することもできます(スマホのLINEではなく・・・)
・真空管のトーンを楽しめるアンプです


・Q6:予約方法は?
・A6:★問い合わせ・予約はこちらをクリック★


・Q7:使い方がわからないんだけど
・A7:予約前に使いこなせそうかよく検討してください
・使用時のサポートはたぶんできないと思います


・Q8:返却が遅れそう,延長できる?
・A8:できません(きっぱり)
・替わりがないので次の予約者に迷惑がかかります
・制限がないとなあなあになっちゃうので,遅延の場合は5000円/日の割増料金を請求することを宣言しておきます


・Q9:壊しちゃったみたい。。
・A9:自作アンプなので壊れない自信はありません。。
・あまり気にしないでください
・全然使えない状況だったならばレンタル費用を返しますが,それ以上の補償はできません


・Q10:なんでお金をとるの?けちなの?
・A10:ケチな貧乏でごめんなさい
・タダならこんな手間をかけたくないです
・研究用の部品を買いつつ,2台目,3台目を作りたいです
・メンテナンスもしないといけません


・Q11:めんどくさくない?ひまなの?
・A11:暇ではないですが,やりがいを感じてます
・平日も休日もあまり時間をかけられないので,さっらとこなしたいです


・Q12:良い音で録音できました!
・A12:そう,それ,そういうの待ってます
・同意いただければサウンドサンプルをブログで公開していきたいです
・録音環境や機材を共有したいですし,こんなアンプが欲しいというアンケートもしたいです
・もちろんダメ出し歓迎です,声を聞いて改善していきたいです


・Q13:あなたは誰?
・A13:ここのひとです
・ギターアンプの自作を始めて20年弱になります
・やめたくなったらすっきりやめたいので,レンタルの運用はブログにしています


・Q14:何を目指しているの?
・A14:皆さんが喜ぶアンプ,機材を作りたいです
・売るほど数を作る自信はないので,自作アンプのレンタルというやり方を模索したいです


・Q15:ギター下手なくせに生意気いうな!
・A15:すんません,練習しときます


・Q16:ビンテージギターもアンプ持ってないくせにトーンを語るな!
・A16:誰かください(笑)
・97年に新品で買ったギターが20年モノになってました,びっくり
・古いものを買うより新しいものを作るのが好きみたいです


・Q17:送料はどの程度?
・A17:梱包状態で50cm×56cm×18cm,重さは10kgで宅配便の140サイズです(大体2000円以下)
・発送元は東京都です



ギター用プリアンプの設計(その1:入力回路)

エレキギターのピックアップから出力される信号は電圧が小さく,インピーダンスも高いのでノイズに弱いです。
ノイズに弱い信号はいち早く増幅しつつインピーダンスを下げる必要があります。

こういったピックアップの信号処理がプリアンプの重要な役割のひとつです。



コンボアンプ直結だった時代は単純にそのコンボアンプの初段がプリアンプとして機能していました。
最近は足元にエフェクターボードを置く場合が多く,いくつものバッファを通過するよりもトゥルーバイパスが好まれることから専用のバッファを置くギタリストも多いです。

実はシールドケーブルでトーンが変わるようにプリアンプの入力回路のインピーダンスや入力容量でトーンが変化します。

入力回路に12AX7のような真空管を使用したアンプはミラー容量の影響が大きく,入力容量が大きくなっています。
ピックアップにとっての負荷容量が大きいのでトーンに癖が出ます。

この真空管回路が持つ癖のあるトーンが歴史的に標準と認識されています。
ですからFETやオペアンプを使って癖のない回路を作ると違和感を感じるのです。

このプリアンプはフェンダーの標準的な回路を基本に,少しだけシャープ音になるように味付けにしています。

取り扱い説明書と回路図



機能説明書Ver0.9
機能説明書Ver2.0(パワーアンプ内蔵版)~NEW !~

使用方法,アンプの説明,各つまみやスイッチの機能,仕様について



取扱説明書Ver0.9
--準備中--



参考までに回路図を載せておきます。細かいところは見えませんが。。。
パワーアンプ内蔵後の回路図に更新しました。
alltubepreamp_schem_1.png
alltubepreamp_schem_2.png
alltubepreamp_schem_3.png






サウンドサンプル7月

サンプル音源をUPしました。
Flashで再生されるようにしています。
ダウンロードできるようにリンクもつけています。


NOMAL
VOLUME TREBLE BASS MIDDLE


STRATO NOMAL :ピックアップはセンター

ES-335 NOMAL :ピックアップはセンターハーフ

クリーンに個性を求められると困るのですが,,,癖のないクリーントーンになっているとおもいます。
エレキギターの素のクリーンは案外そっけなくって,コンプでつぶしたり,コーラスをかけたりするパターンが多いと思います。
そういった味付けはこのプリアンプではしていません。
BOOST
TREBLE BASS MIDDLE GAIN MASTER



STRATO BOOST :まずはゲイン最大です。ピックアップはブリッジと後半はネック

ES-335 BOOST :設定は同じピックアップはブリッジです

まずはゲイン最大の音源です。グシャっとつぶれた音が好きなのがバレバレです。演奏のほうは目をつむってください。
ストラトはロリー・ギャラガーやスティービー・レイ・ボーンの音が作れればいいと思ってます。もちろんジミヘンも好きですが,ファズとワウが欲しくなります。
ギブソン系ではアルビン・リー,オールマン,ポール・コゾフを意識しています。
DISTORTION
GAIN TREBLE BASS MIDDLE MASTER



STRATO DISTORTION :こちらもゲイン最大,ピックアップはブリッジ

ES-335 DISTORTION :設定は同じです。ブリッジ

スラッシュはガンズの頃を知っていますが,メタル系は疎いので・・・でもザクザクした音は好きです。 こういったモデファイドマーシャル系のトーンはある意味業界標準なのであんまりあれこれ言える身分じゃないですが,自分なりに気持ちの良い音にしています。

SONYのPCM-D50をオンマイクで録音しています。音量はそれほど大きくありませんので弦の生鳴りが入ることがあります。
今回のスピーカーはCELESTIONのVINTAGE30です。
アンプのデモなので空間系のエフェクターやコンプ・リミッタはかけていません。完全に素の音です。
音量調整すらしていません。

ああ,文章が酔っ払らってる・・・


 | ホーム |  次のページ»»